角野さんのまいにちまいにち

春一番の物語
2006年 03月 14日 |
c0045041_22114138.jpg「魔女の宅急便」の5巻の原稿が出来ました。書いている時は、書く以外のことは、なんでもするのがいやで、好きな散歩もカット、食料の買い出しも、なるべくカット。人に会うのもぎりぎりカット。冷蔵庫にはなにもなし。食事の支度の時間は20分。そんなわけで美味しいものがとても食べたくなります。でも一人で外食が出来ない人なので、ある物だけでなんとか食べつなぐということになりました。そんなふうにして1年以上もかかりました。今回は手書きに戻ることにしましたので、パソコン文章の違和感からくるストレスはありませんでした。担当の青年編集者はなんというか・・・心配ですが、私は気分良く書けました。
c0045041_2282511.jpg5巻のタイトルは「魔女の宅急便  魔法の止まり木」というのです。このタイトルはちょっと気に入っています。キキの10代最後の春からお話ははじまります。そして20才の春までの1年間のいろいろです。ジジにもいろいろあって、相変わらずトンボさんにはいろいろなくって、でも、でも、みんなそれぞれの有意義な一年を過ごします。読んでくださる方たちにも、おなじ気持ち、同じ時間を感じて頂けたら、とても嬉しいです。ところで「魔法の止まり木」って、なんでしょう。魔法にもいろいろ性格があるらしく、自己主張もあるらしいのです。どうぞ楽しみにしてくださいね。本になって、本屋さんに並ぶのはまだまだ時間がかかるとおもいますが、またここでお知らせ致します。私はほっとするまもなく6巻に取りかかるつもりです。また、部屋にこもる日がつづきそうです。
by Eiko_Kadono | 2006-03-14 20:39 | 日記 |